平久江家門及び構え(ひらくえけもんおよびかまえ)

平久江家は、芦野仲町交差点を東に登った道路の左側にある。この地は根古屋(ねこや)と呼ばれていてその道路をさらに進と、天台宗揚源氏(ようげんじ)に続く。この道は、かつての芦野氏陣屋(城山)の大手口にあたる。

平久江家の門は、上級武士に許された格式の高い棟門の形式で建築されている。現在の門の建造年代はあまり古くはないがこの地域における比較的上級の武家の門としての価値は高い。

大手の道と屋敷との境には石垣を積み、その間に門を建て、門を入ると左側から延びた石垣が直角に正面行く手をさえぎり、桝形を構成している。古くは土堤であったが、その当時より桝形につくられていたことは変わりなく、武士の時代の屋敷の概要が偲ばれる。

平久江家の門と構えは、幾度かの改修等が行われたとしても、武家屋敷のものとして現在に残る貴重な建造物である。

 

名   称 平久江家門及び構え(ひらくえけもんおよびかまえ)
所 在 地 那須町大字芦野2908
種   別 有形文化財/建造物
指   定
指定年月日 昭和36年10月1日