旧黒田原郵便局

黒田原郵便局は、明治9年(1876)寺子村小島郵便局として寺子村小島(現那須町大字寺子丙)に開局された。その後、明治25年(1892)4月、前年の東北本線黒田原駅の開業に伴い、局舎を旧黒田原駅前(現那須町役場付近)の寺子字上原3968-4へ移設し、局名も「黒田原郵便局」と改称した。

明治42年(1909)に和文電報取り扱い開始し、昭和4年、(1929)には電話交換業務を始めた。開設は44番までであり、同45年(1970)黒田原地域の電話が自動化されるまで続けられた。

現在残る建物は、昭和10年(1935)に関東地方で最初のモルタル局舎として新築されたもので、当時の郵便局のモデル局舎とされていた。その後増築を繰り返し、昭和48年(1973)3月、現在地(寺子丙3-181)へ移転するまで使用された。

名   称 旧黒田原郵便局
所 在 地 那須町大字寺子乙3968
種   別 有形文化財/建造物
指   定
指定年月日