那須町のこうやまき(なすまちのこうやまき)
芦野氏陣屋跡(芦野城、桜ヶ城ともいう)に二の丸跡があるが、その東方の小高い所に高野槇(こうやまき)があり他の樹木を圧倒してそびえている。樹高は約24m、目通り周囲は約5m、推定樹齢は400~500年と考えられている。高野槇としては当地域きっての巨木である。
いつ植樹されたか明らかではないが、いくつかの言い伝えがある。その一つは、天文年間(1532~1555)に芦野資興(あしのすけおき)が、太田道灌(おおたどうかん)の設計で芦野城を築城し、その時の記念樹であるという。
現在も樹勢盛んであり、城跡にふさわしい威厳をもつ名木である。
名 称 | 那須町のこうやまき(なすまちのこうやまき) |
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所 在 地 | 那須町大字芦野1039 |
種 別 | 記念物/天然記念物 |
指 定 | |
指定年月日 | 昭和32年8月30日 |