那須町民俗資料館(なすまちみんぞくしりょうかん)

現在那須町役場の裏手に建っている那須町民俗資料館は、元々は明治43年(1910)に種々の模型を収納展示するために、皇居の吹上に建築された模型資料館であった。昭和48年(1973)11月にそれを那須町が払い下げて、移築復元したもので、町制施行20周年を記念して翌年11月1日に開館した。急激な生活の変化に伴い、いつしか消滅する可能性のある貴重な資料を収集し、後世に広く伝え、郷土のくらしの推移を理解してほしいと願いをこめて展示、公開してきた。主な展示品は明治~昭和期までの衣食住および農業、商業、漁業など生活用品である。

また、明治24年(1891)に旧国鉄東北本線黒田原駅舎として建てられたものを、昭和51年(1976)に民俗資料館隣に移築し、第2資料館として使用してきたが、老朽化に伴い、平成12年(2000)解体された。

名   称 那須町民俗資料館(なすまちみんぞくしりょうかん)
所 在 地 那須町大字寺子丙3-13
種   別 有形文化財/建造物
指   定
指定年月日