梓の笠踊り

いつの時代に発足したか詳細は不明である。戦争中伊王野小学校に兵隊が駐留していた時、伊王野クラブにおいて兵隊の慰問で笠踊りを披露した。また終戦後中学校卒業した年に90歳の祖父より教わったという人もいる。現在梓と一部簑沢の人により伝承され、現在女性の踊り手は、4代目若菜会があたっている。

構成は、太鼓(歌い手)1人、竹(小太鼓の代わり)4人、鉦1人、笛1人と踊り手7人である。男性は、はちまき、はんてん姿にたすき掛、女性は、はちまきにピンクのお腰と緋の長襦袢にたすき掛けと手作りの笠を持ちり華やかに踊る。美野沢小学校落成式、地区の敬老会、JAまつり等の祝事に披露している。

名   称 梓の笠踊り
所 在 地 那須町大字梓(梓)
種   別 無形民族文化財
指   定
指定年月日